付き合う前に男性から手を繋がれると、「好かれているのかな」「もう恋人のつもりなの?」と気になりますよね。好意を伝えたい場合はありますが、歩くときの手助け、その場の気分、触れ合いたい気持ちなどでも同じ行動は起こります。手を繋いだことだけで、交際する意思までは決まりません。
まず大切にしたいのは、自分も繋ぎたいと思ったかどうかです。そのうえで、手を繋いだ前後の会話や次の約束、希望を伝えたときの反応を見ていきましょう。男性心理として考えられる理由と、うれしい・迷う・困るときの返し方を具体的に紹介します。
1. 付き合う前に男性から手を繋ぐ心理として考えられること

相手の本音は本人にしか分かりませんが、理由を一つに絞らず考えると、期待しすぎたり自分を責めたりせずに済みます。まずは、手を繋ぐまでに何があったかを振り返ってみましょう。
(1)好意があり、もう少し親しくなりたい
一緒に過ごす時間が楽しく、あなたへの好意を行動で伝えたかった可能性があります。言葉で好きと伝えるより先に、近づきたい気持ちが表れたのかもしれません。デート中に自然と距離が縮まったとしても、あなたが同じ気持ちかは別に確認する必要があります。
親しくなりたい気持ちと、恋人になる意思は分けて考えるのがポイントです。気になり始めた段階の人も、交際したいと思っている人もいます。「手を繋いだのだから、告白を待つだけ」と決めず、その後に二人の関係について話せるかを見てください。
(2)人混みや段差で、移動を手助けしたい
混雑した道ではぐれそうになったときや、足元が不安定な場所で手を差し出すこともあります。その瞬間に手助けが必要だったなら、親切として受け止められます。道を渡り終えると離したのか、その後も繋いでいたのかで場面は違いますが、続いた時間だけで恋愛感情を測ることはできません。
その場の手助けだけなら、まずはお礼で十分です。「ありがとう、もう大丈夫」と離しても失礼ではありません。物の受け渡しで触れる場合は、手を繋ぐ行動とは分けて、物の受け渡しで手が触れる男性心理も参考にしてください。
(3)雰囲気や触れ合いたい気持ちが先にある
楽しい外出の帰りやお酒を飲んだ後などに、その場の親しさから手を繋ぐことも考えられます。交際についてまだ考えていない場合もあり、反対に恋愛感情もあるかもしれません。酔っていた、手慣れていたという一点だけで、好意も遊び目的も確定できません。
そのときの雰囲気を、後の約束に置き換えないようにしましょう。落ち着いた場面でも会話ができるか、自分が望まない接触をやめてくれるかが大切です。手を繋げたからといって、キスや家への誘いにも応じる必要はありません。
2. 脈ありか迷ったら、繋ぎ方より前後の行動を見る

恋人繋ぎ、強く握る、すぐに離すなどの動きは印象に残ります。ただ、癖や手の大きさ、暑さ、緊張でも変わるため、本気度の点数にはできません。次の表のように、場面と確認できる事実を分けると整理しやすくなります。
| 手を繋いだ場面 | 考えられる別の説明 | 次に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 人混みや段差だけ | 移動の手助け | 自分が離したときに自然に受け止めるか |
| 二人のデートの帰り | 好意、親しさ、その場の気分 | また会う予定を相談できるか |
| 飲酒したときだけ | 酔いで普段と距離感が違う | しらふのときに関係を話せるか |
| 恋人繋ぎをしてきた | 好みや習慣、距離を縮めたい気持ち | 交際について言葉で確認できるか |
(1)恋人繋ぎや手汗だけで本命と判断しない
指を絡める恋人繋ぎは親密に感じられますが、その名称が二人の関係を決めるわけではありません。手汗があったから本気、落ち着いていたから遊び、といった読み方も避けましょう。緊張しやすさや触れ合いへの慣れ方には個人差があります。
繋ぎ方から読み取れるのは、そのときの動作までです。「強く握られたけれど痛かった」「うれしかったけれど急で驚いた」など、自分の感覚はそのまま受け止めてかまいません。細部の意味を探すより、もう少し緩くしてほしいなど今の希望を伝える方が役立ちます。
(2)会う予定や会話が、手を繋いだ後も続くか
次に会う予定を二人で考えられる、以前話したことを覚えていて会話が続く、といった様子は、関わりを続ける意思を考える材料になります。ただし、予定を立てる友人もいますし、好意があっても忙しくてすぐ日程を出せない人もいます。
連絡の速さだけでなく、話を進めようとする様子を見ることが大切です。予定が合わないときに相談ができるか、あなたからも無理なく提案できるかを確かめましょう。行動を広く整理したいときは、あなたに夢中なサインと好意の確かめ方も参考になります。
(3)断ったときや希望が違うときに尊重されるか
うまくいっている場面だけでなく、「まだ手は繋ぎたくない」「今日は帰りたい」と伝えた後の態度も見てください。「分かった」と手を離して普通に接するなら、希望を伝えられる相手かを考える材料になります。これは愛情の証明というより、関わるうえで大切な配慮です。
断ったことを責める相手に、好意を証明する必要はありません。機嫌を直してもらうために触れ合いを続けたり、次の誘いを受け入れたりしなくて大丈夫です。希望を話しても繰り返し無視されるなら、二人で会うこと自体を見直してよいでしょう。
3. 男性から手を繋がれたときの返し方

相手にどう見られるかを考える前に、自分が今どうしたいかを選びましょう。うれしい場合も、まだ分からない場合も、短い言葉で伝えられます。例文は普段の話し方に合わせて使ってください。
(1)うれしいなら、無理のない範囲で伝える
自分も繋ぎたいなら、そのまま繋ぐ、そっと握り返す、「手を繋げてうれしい」と伝えるなどの方法があります。気の利いた反応をしようと頑張らなくても、あなたの言葉で十分です。緊張して黙ってしまったなら、後から伝えてもかまいません。
手を繋ぎたい気持ちだけを、そのまま伝えてよいのです。ここで交際やそれ以上の接触まで決める必要はありません。「今日はこのまま駅まで歩きたい」のように、その日の希望として伝えれば、相手にも今どうしたいかが分かります。
(2)迷っているなら、いったん離して考える
嫌ではないけれど急だった、好意はあるけれど人前では恥ずかしい、まだ友達としてしか見ていない。迷いにはいろいろな形があります。すぐに答えを出せなくても「急でびっくりした。今は離して歩きたい」と伝えてかまいません。
一度手を離すことは、相手を全面的に拒絶することとは違います。もし誤解が気になるなら、会話は楽しいことと接触はまだ早いことを別々に話しましょう。逆に、恋愛として会う気持ちがないなら、安心させようとして「そのうちね」と曖昧な約束をしなくて大丈夫です。
(3)嫌だったら、短くはっきり断ってよい
不快だったり怖かったりしたら、笑顔で受け入れる必要はありません。「手は繋ぎたくない」「離して」と短く伝え、自分が落ち着ける距離を取りましょう。相手の本当の意図を説明してもらってからでなければ断れない、ということはありません。
嫌だった理由を、相手が納得するまで説明しなくてよいのです。離してくれない、帰宅を妨げるなどの場合は、会話よりその場を離れることを優先し、近くの人や店員に助けを求めてください。好意がある相手でも、望まないことには断ってかまいません。
4. 手を繋いだ後、関係をどう確かめる?

その日はうまく話せなくても、後から気持ちを伝えられます。告白を待つか、次のデートに誘うかは自分で選んでよく、相手を試すために連絡を遅らせる必要もありません。
(1)翌日のLINEは、自分の感想から始める
また会いたいなら「昨日はありがとう。散歩しながら話せて楽しかった。また会いたいな」と、楽しかったことと希望を伝える方法があります。手を繋いだことに触れたい場合も「少し照れたけどうれしかった」と、自分の感想にすると話しやすくなります。
翌日すぐ返信が来るかを、本気度の試験にしないようにしましょう。返信が遅い理由は決めつけず、返事がないうちに「どういうつもり?」と続けて送るのは控えます。日程の返答が必要なら、その用件と都合上の期限を明確にする方が伝わります。
(2)告白がないまま不安なら、望む関係を言葉にする
何度か会っても交際の話がなく、自分は恋人として付き合いたいと感じているなら、その希望を伝えましょう。手を繋いだ回数が一定に達するまで待つ必要はありません。反対に、まだ相手を知りたい段階なら、すぐに関係を決めなくても大丈夫です。
相手の本音を当てるより、自分の希望と相手の答えを確かめることが大切です。答えが曖昧でも、際限なく待つ義務はありません。「今は付き合うつもりはない」という返事なら、触れ合いを増やして変えようとせず、その条件で関わりたいかを考えてください。
(3)次は自分から繋ぎたいなら、短く聞く
前に相手から繋いできても、次も必ず同じ気分とは限りません。自分から繋ぎたい日は「手を繋いでもいい?」と聞いてみましょう。わざと転びそうになったり、怖がるふりをしたりする必要はありません。男性からの行動だけを待たなくても、自分の希望は伝えられます。
返事を聞いてから、二人が心地よい距離を選ぶのが基本です。「今日は暑いから」「人前は苦手」と断られても、愛情不足と結びつけず受け止めます。会話を楽しむ、並んで歩くなど、手を繋がなくても一緒に過ごす方法はあります。
まとめ
付き合う前に男性から手を繋ぐ理由には、好意だけでなく、手助けやその場の親しさなども考えられます。恋人繋ぎや連絡の速さだけで本命かどうかを決めず、自分の気持ちを伝えた後に、どんな関係を相談できるかを大切にしましょう。うれしければ伝える、迷うなら待つ、嫌なら断る。そのどれを選んでもかまいません。